投資はFXだけじゃない?
ヘッジファンドに注目!

経済危機

ヘッジファンドは、投資による資産運用を専門的に行い、顧客である資産家の資産を増やし利益を還元することによって、その手数料などを得ることによって商売を成り立たせています。

こうした事から、その投資を行う市場、例えば株式市場や為替市場、債券市場、先物取引市場などの影響を大きく受ける事になり、基本的にはこうしたそれぞれの市場に対して複合的な投資取引を行い、リスクを徹底的に下げること、そこからさらに利益を上げていくことを目的としているのですが、こうした事が全体に低下してしまう金融危機などの影響は、その投資の運用に大きく影を及ぼすことから、ヘッジファンドにとっても死活問題となっているのです。

たとえ有名なヘッジファンドであっても、その利益還元がマイナス方向に動いてしまうこともあり、こうした場合には、顧客である投資家たちは、自分たちの資産を守るためにヘッジファンドに対して預けている資金の引き下げることでリスクを下げようとし、またその契約を解除して大きなコストとなる高い手数料をカットすることによって、資産が減っていくことを防ごうとします。

また、金融危機による経済の冷え込みは、市場の力を奪うばかりか、投資をして資金を増やそうとする方向から、資金を安全に確保する方向へと経済全体の動きを導いていくために、さらにヘッジファンドの利用に対して考えられるようになってしまいます。

こうした中において、不調な成績ばかりが続くことようなことになってしまい、ヘッジファンドがその信用や実力を疑われるようなことがあれば、ますます顧客はそのヘッジファンドがから離れていくことになるために、ヘッジファンド自体が衰退してその数を減らしていくことになるのです。

このように、ヘッジファンドにとっても金融危機は大変に大きなダメージを受ける事柄になるのですが、もう一方においては、こうしたヘッジファンドの存在自体が、世界的な金融危機を引き起こしているという見方もあります。

それがシャドーバンキングと呼ばれるものになり、この影の銀行と呼ばれる金融形態により、経済の状況が不安定化してしまい、2007年ごろから始まったサブプライムローンの問題の温床となり、それがリーマンショックという世界的な金融危機を呼び起こすに至ったといわれています。

このシャドーバンキングは、銀行などの国家や金融当局などが効果的な規制を布いたり、介入などをすることができる制御できる金融形態ではなく、ヘッジファンドや証券会社といったところに、多くの資産が預けられることを指し、銀行に預けるよりも資金の資産運用に適しているために発生するとされています。

こうしたことで、制御の利かない場所に多くの経済基盤が持ち込まれることにより、その均衡が崩れてしまい、金融危機が引き起こされるといわれているのです。