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タックスヘイブン

タックスヘイブンとは、政策として、海外の企業や富裕層の資産などを国内に引き入れることを目的として、税金を極端に引き下げたり無税などにしている国や、地域の事を指して言います。

こうしたものはオフショア(offshore)とも呼ばれ、言葉としては沖合という意味を持っていることから、国から離れた沖合の地域つまり海外の事をさし、転じてその国や地域の以外の場所から来た人間、つまり外国人に対して税制などの環境を優遇するような政策をとっている所という意味で使われています。

こうしたタックスヘイブンを行っている国などは、かつては大国の植民地であった国であったり、小国であるために国内資源が限られており、産業や農業などによる自国の経済成長を促すことが出来ない国であったりなど、様々な事情により、こうした政策をとっているとされています。

これは、海外から資本を持ってくる企業や資産家などに対して、税制面や金融面に大きな優遇を行う事により、その誘致を進めてそれによって国内に大きな経済力を蓄えることによって、国を潤し性情を促そうという政策になっているのです。

このタックスヘイブンの効果により、世界の名だたる大企業や巨万の富を持つ大富豪などが、実際にそうした国に本社を置いたり資産を移すことによって、その国は大きな利益を得ることになっています。

例えばヨーロッパの小国であるモナコなどは、このタックスヘイブンを行うことによって、小さな国でありながら世界的でも有数な観光都市としてその名前をとどろかせるとともに、富裕国としても有名になり、世界中の富豪たちがここに別荘をこぞって建てることによって、さらにその価値は高まっているのです。

こうした事から、世界中に点在するタックスヘイブンでは、そうした企業や資産家などが、さまざまな金融商品などを活用しているために、ヘッジファンドなどの活躍も目覚ましく、また様々な国のヘッジファンドも、本国の税制よりも有利な税制であるために、こうしたタックスヘイブンの国や地域などに映っていくという現象を起こしており、日本でも香港やマカオといった地域に、多くのヘッジファンドが本社を置いているのです。

タックスヘイブンによって、企業やヘッジファンドが海外に流れてしまう本国にとっては、これは税収を減らすことになるために大きな問題でもあるのですが、これを制限してしまうと、タックスヘイブンによって成り立っている国々にとってはさらに深刻な問題となるために、その打開策についての検討が難航しているという事が現状となっています。